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「水俣病の教訓を次世代に伝えるセミナー」 開催のお知らせ

投稿日:14.10.27 (2533 ヒット)
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水俣病の教訓を次世代に伝えるセミナー
〜水俣病被害地域の賑やかさを求めて 若い世代の挑戦〜
平成26年11月29日(土) 13:00〜17:00
TEPIAホール(外苑前)
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 水俣病は半世紀以上にわたり、地域住民の生命・健康のみならず、地域社会に深刻な影響を及ぼしました。発生地域では、地域の再生・振興、地域社会の絆の修復に関する取組が進められてきましたが、今後もさらなる取組が必要な状況にあります。
 そのような中、昨年10月、熊本及び水俣で水銀に関する水俣条約外交会議が開催され、「水銀に関する水俣条約」が採択・署名されました。条約会議後、熊本県では「水銀フリー」のまちづくりの取組みが始まりました。新潟では来年の新潟水俣病発生50年に向けて、実行委員会が発足し、記念事業の検討が進められています。
こうした中、水俣・新潟それぞれに、これからの地域を支え、作っていく若者たちが、水俣病を自らの問題として受け止めながら、新しい動きをつくっています。これまでの道のりを学ぶとともに、若い世代の活動を伝えることで、水俣及び新潟の魅力を再発見してもらう機会としたいと思います。
水俣病患者で、語り部としても活躍されている杉本肇さんのコミックバンド「やうちブラザーズ」による演奏もお楽しみいただきます。


・募集人数:150名
・参 加 費:無料
・主  催:環境省


チラシ(PDF:1.4M)



■プログラム
13:00〜 開催挨拶(環境省環境保健部特殊疾病対策室)
13:15〜 語り部 講話:体験談、伝えたいこと
   ・水俣:川本愛一郎氏
   ・新潟:小武節子氏
14:15〜「水俣条約の早期発効・ 実施に向けた取組について」
    (環境省環境保健部環境安全課 課長補佐:上田健二)
14:45〜 休憩
15:00〜 パネルディスカッション
「〜水俣病被害地域の賑やかさを求めて 若い世代の挑戦〜」
・コーディネータ:
  遠藤邦夫氏((一財)水俣病センター相思社 理事)
 ・パネリスト:
  杉本 肇氏(漁師・やうちブラザーズ)
  高倉草児氏(あばぁこんね・(有)ガイアみなまた)
  池崎翔子氏(水俣市役所・環境モデル都市推進課)
  山崎 陽氏((一社)あがのがわ環境学舎)
  石原明子氏(熊本大学大学院社会文化科学研究科准教授)
16:45〜 音楽演奏(やうちブラザーズ)
17:00〜 閉会挨拶(環境省環境保健部特殊疾病対策室)



講演者プロフィール
■水俣地域 語り部
川本愛一郎(水俣市立水俣病資料館)
1958年3月生まれ。水俣病患者家族。父はチッソ水俣病患者連盟委員長の川本輝夫氏(1999年死亡)。劇症で亡くなった祖父のことや子どもの頃の生活、支援者として水俣病患者をリードした父とその運動を支えた母を語る。作業療法士・言語聴覚士として介護施設を経営。2008年5月から水俣病資料館の「語り部」となる。水俣市出月在住。

■新潟地域 語り部
小武節子(新潟県立環境と人間のふれあい館)
1936年生まれ。1973年に水俣病の認定申請するが、1975年に棄却。1982年、新潟水俣病第二次訴訟の原告となる。2001年、環境と人間のふれあい館の開館と同時に語り部となる。2002年、日本・タイ水俣病経験の普及啓発セミナーで講演。2010年から新潟水俣病被害者の会会長。新潟市在住。




パネルディスカッション〜講演者紹介

■コーディネータ
遠藤邦夫氏(一般財団法人水俣病センター相思社 理事)
1949年9月、岡山県鴨方町神社の横に生まれる。1974年3月私立酪農学園大学中退。生協職員、食鳥問屋の営業・配送、教材会社営業、保育園、ダスキン等を経て、1987年水俣生活学校参加。1989年(財)水俣病センター相思社職員、現在に至る。2003年より常務理事。著書に『応用倫理学講義』第2巻「環境」岩波書店2003、月刊「部落解放」解放出版社2002、『地域から描くこれからの開発教育』新評論2008、『社会運動の社会学』(コラム)2004、相思社機関誌「ごんずい」多数。


■パネリスト
杉本 肇氏(漁師・やうちブラザーズ)
1961年、水俣生まれ。水俣病患者 杉本雄さん・栄子(故)さんの長男。家族でイリコ漁を営む。08年より水俣病資料館語り部。やうちブラザーズは水俣のお笑い3人トリオ。3人は兄弟と親戚の間柄。水俣で親戚のことを「やうち」と呼ぶ。宴会芸から始まった彼らの結成は14年前。水俣はいろんな思いや水俣病によって苦しんだ街である。今もその苦しみは続いているが、「やうち」を見た人が、ひとときでも苦難を忘れ笑顔になってもらえたら。そんな思いてやっている。
さらに昨年から水俣と福島を笑顔で繋ごうと、精力的に活動をしている。
 

池翔子氏(水俣市役所・NPO植物資源の力)
環境モデル都市づくりの推進に向けた市民協働組織の事務局等を担当。暮らしに身近なテーマについて、話し合いや調査、体験等を通じて、気づきや学びを深め、つながりを構築しながら取組みを進めている。また、NPO活動において、水俣の中学校で地域体験型環境学習や国内外からの中長期ボランティアの受入、海中ビデオ撮影調査等を実施。自然の恵みへの感謝や祈り、住民間のつながりの残る豊かな地域でも、少子高齢化・若者流出が進行している。活動を通して、地域の人や自然が元気になることや、若い世代と地域との絆づくりを目指している。

 
高倉草児氏(あばぁこんね・(有)ガイアみなまた)
「あばぁこんね」は、水俣弁で「じゃあ、おいでよ」という意味をあらわす。20〜30代の水俣で生活する若者が、業種をこえて自然発生的に集まって結成された。当初、水俣の元気(食・自然・暮らし・文化など)をメンバーが知り、水俣の内外に伝えていきたいという目標を掲げてマルシェ(青空市場)や耕作放棄地の活用、水俣の風景・暮らしを切り取ったクリアファイルの企画・販売、塩の製造販売などに取組んでいた。しかし、思うところあって現在は活動を縮小中。「継続できる」ゆるやかなつながりを目指して、その性質を変化させようと画策しているところである。
 

山崎 陽氏(一般社団法人あがのがわ環境学舎)
阿賀野川え〜とこだプロジェクト(正式名称「阿賀野川流域地域フィールドミュージアム事業」)を担当。阿賀野川流域の各地域が 今も続く新潟水俣病問題と向き合い、それを乗り越えるような 「人と人の絆」や「人と自然の関係」を紡ぎ直すため、流域の住民・行政・民間団体が手を取り合い、「新しい地域づくり」を目指して展開している。
 

石原明子氏(熊本大学大学院社会文化科学研究科 准教授)
専門・研究分野:紛争解決・平和構築学、医療政策学。「人間関係のケア学としての紛争解決学の日本における確立のための基盤研究」、東日本大震災とくに原発災害後に起こる被災地や被災者における人間関係の葛藤とコミュニティの回復の支援(原発災害後のコミュニティレベルでの紛争解決と平和構築)とアクションリサーチ等を行う。福島と水俣をつなげたいと様々な活動を展開している。


【交通案内】
テピアホール(東京都港区北青山2-8-44)
http://www.tepia.jp/access/
・外苑前駅 3番出口 (東京メトロ銀座線) 徒歩4分
・国立競技場駅 (都営大江戸線) 徒歩11分
・千駄ヶ谷駅、信濃町駅 (JR中央線) 徒歩14分


●参加お申込み方法
こちらの参加申し込みフォームもしくは、FAX、メールにて、氏名・郵便番号・住所・電話番号を記載の上、お申し込みください。

●お問合わせ・参加申込み先
一般社団法人環境パートナーシップ会議
東京都渋谷区5-53-67コスモス青山B1F
(担当:片岡、島田)
TEL:03-5468-8405
FAX:03-5468-8406
URL:http://www.epc.or.jp/
E-mail:info@epc.or.jp
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